合格最低点・受験者平均・合格最高・科目別の得点は学校非公開のため照合中です。下は学校公表の受験者数・合格者数・実質倍率です。
この学校は国算理社ではなく「適性検査」で実施されます。下のボタンで検査を選ぶと、その検査の詳しい分析(記述量・資料数・問われる力・攻め方)が表示されます。 公式で4年分(2023〜2026年)の問題が公開されています。
報告書200+適性I/II/III各200の総合800点(各検査は100点満点を200点に換算)。適性Iと適性II大問1・3は都の共同作成、適性II大問2(社会40点)と適性III全問が小石川独自。Iは作文力、IIは三分野融合、IIIは理数難問で、独自問題の出来が合否を分ける。
全問 共同作成(小石川は適性Iを差し替えない)
二つの文章を的確に読み取り、考えを論理的に四百字超の作文で表現する力
国語的な作文・読解。例年2つの文章+会話文を読み、抜き出し・記述・440字作文の3問構成。2026は赤木明登『工藝家の夢』(漆の塗師が素材の奥行きを探る話)と橋本幸士『物理学者のすごい思考法』(黒板を宇宙・タイムマシンに喩える話)、2025は小島渉『カブトムシの謎をとく』と恩田陸『spring』、2024は東直子の短歌随筆と藤田真一の俳句論。問題1は字数指定付きの抜き出し、問題2は二文抜き出しや空欄記述。最大の山は問題3で、二文章の共通テーマ(言葉・謎・必要な力)に必ず触れ、段落構成・原稿用紙ルールを守って400〜440字で自分の体験や学校生活を論じる。対比的な二文を素早く要約し、自分の主張へ橋渡しする力が要る。
大問1・3は共同作成/大問2のみ小石川独自(社会・資料)
図形・数量の処理、資料からの読み取りと論述、実験結果の考察と表現の総合力
都立共同作成型の3大問。大問1は算数で、図形の折り筋・展開図の面積や作業時間の分担・最短操作など手を動かす思考(2026はしおりの折り紙と硬貨の重さから枚数推定、2025は宝箱の展開図とブロック組立、2024はマグネット作成のスケジューリング)。大問2は社会で、長期統計の資料が5〜7点与えられ、一人当たりの値を計算→折れ線グラフ作成→2資料の関係と理由を記述(2026新聞発行部数、2025ごみ排出量、2024世界の森林面積)。字数指定の記述が複数あり90〜210字規模。大問3は理科の実験考察。資料を正確に読み、割合計算とグラフ化、複数資料の関連付けと論理的記述を45分で同時にこなす総合力が問われる。
全問 小石川独自作成(理数系オリジナル)
身近な事象を数理的に分析し、知識と論理的思考で課題を総合的に解決する力
小石川独自の理数2大問で最難関。実験データや図から法則を見抜き、計算・場合の数・論理を駆使する。2026は大問1がCDのピット(らせん列)の全長計算とレーザー回折実験で巻き数を求める問題、大問2はシリンダー錠のピン構造から鍵の形の特定・場合の数とマスターキー成立条件の論理。2025は赤外線・紫外線の反射実験とリンク機構(ワイパーが常にたて向き)の作図・軌跡の長さ計算。2024は声の波形分析・カエルの鳴き声の同期と、安定マッチング(プレゼント交換・ダンスのペア)や握手数の論理パズル。条件を式や図で表し、見たことのない題材でも実験結果から自分で規則を組み立て筋道立てて説明する力が決定的に重要。