合格最低点・受験者平均・合格最高・科目別の得点は学校非公開のため照合中です。下は学校公表の受験者数・合格者数・実質倍率です。
この学校は国算理社ではなく「適性検査」で実施されます。下のボタンで検査を選ぶと、その検査の詳しい分析(記述量・資料数・問われる力・攻め方)が表示されます。 公式で4年分(2023〜2026年)の問題が公開されています。
千代田区立の独自作成校で適性1(国語系・200点)/2/3(各300点)の3検査構成。2・3は社会理科算数の教科融合で資料分析・数理処理・論述を45分で多量に捌く処理速度が肝。配点比重は2・3が高く、資料読解と短文・条件作文の言語化力が合否を分ける。
全問が九段独自作成(都立共同作成問題ではない)。出題方針上は大問2問・小問7問構成で、文章を的確に読み取り、自分の考えを論理的に文章でまとめ表現する力をみる。
文学・説明的文章の的確な読解と論理的な記述・条件作文表現力
大問一は村崎なぎこ『オリオンは静かに詠う』の物語文。耳の不自由な双子の妹を持つ陽子が競技かるたや喫茶店のアルバイトを通じ自分の良さに気づく場面で、問1は心情のきっかけを抜き出し的に、問2は『静香は目を見開いた』理由を具体的に記述、問3は本文をふまえた60〜70字の条件作文(三条件・本文と同じ例は不可)。大問二は小野純一『僕たちは言葉について何も知らない』と古田徹也『言葉なんていらない?』の二文章を読み比べる言語論で、問1は理由を指定書き出しに続けて記述、問2は空欄補充、問3は10字抜き出し、問4は段落構成を指定した100〜150字の条件作文。読解後すぐ自分の言葉で再構成する力が要。
全問が九段独自作成。出題方針上は大問3問・小問10問。資料を正確に読み取り分析・考察する力、数理的に処理し図や文章で表現する力をみる。社会・理科・算数(図形)の教科融合。
複数資料の読解・分析と数理的考察、社会理科融合の論述力
大問1は新紙幣の記番号・硬貨との違いから浮世絵(木版画と肉筆画)・木版印刷・活版印刷へ広がる社会×資料の調べ学習で、問1は空欄補充と選択、問2は『版木』を必ず用い庶民が木版画を手にしやすかった理由を記述、問4は日本で活版印刷が遅れた理由を文字種から論述。大問2は洗濯がテーマの理科考察で、洗い方の比較実験、みぞが曲線の洗濯板A面B面の選択と理由、縦型洗濯機での1枚と複数枚の汚れ落ちの比較、洗濯物の間隔と乾きやすさの工夫まで実験データを根拠に説明する。大問3は立方体の展開図上の『道』を扱う空間図形の数理問題で、点の重なりや『真の道』の成立条件を論証する。資料の往復と作図・論証を45分で捌く処理速度が要。
全問が九段独自作成。出題方針上は大問3問・小問9問。身近な事象を分析力・思考力・判断力で総合的に解決する力をみる。理科・社会・算数の融合で身近な題材から課題解決へ。
身近な事象の科学的・数理的分析と総合的な課題解決の思考力
大問1はヒマワリの花の向きを太陽の動きと日当たりの資料から推論し、ヒメジョオン等キク科4種の分類(舌状花・筒状花)を読み解き、外来種ナガエツルノゲイトウが稲作に与える影響を空欄補充で説明する理科考察。記述は26字・23字など短文で要点を圧縮させる。大問2はたたみと尺貫法(尺・寸・分)の単位換算を途中式付きで行い、祝儀敷きの敷き詰め方を作図、さらに歩道のしきつめ規則から色付き図形と○つき正方形の面積を数える数理問題。大問3は九九運送会社の配送料金・日数を条件表から最適化し、沖縄からの便数差で到着が遅れる地域とその理由を考察、貨物輸送の手段別割合(トンキロ)や鉄道網の歴史も読む社会×算数。身近な題材を数理と論理で総合的に解く構成。